中国・上海出身のビチュアン・リーは、全米と東南アジアを中心に演奏活動を続けるベテランのピアニストだ。様々な音色を弾き分ける彼女のテクニックと感性は、東西の音楽批評家から「完璧」、「洗練と美の極み」と評されている。ショパンやモーツァルト、シューマンといったオーソドックスなレパートリーで高く評価されているほか、中国の現代曲や、あまり取り上げられることのない女性作曲家の作品に取り組む専門家としても知られている。クララ・シューマンやその妹の作品を収録したCD『In Clara Wieck Schumann's Circle』は、非常に貴重な録音として、音楽研究家の間で伝説になっているほどだ。