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小野麻衣子さん(ジャズドラム・ニュースクール大学・ニューヨーク)
音楽留学体験者でなくては分からないような、音楽大学、音楽専門学校、音楽教室のコースプログラム、現地の生活情報などを伺ってみます。将来の自分の参考として活用してください。
小野麻衣子さん
今回はニューヨークのニュースクール大学、Jazz & Contemporary Music科にてジャズドラムのお勉強中の小野麻衣子さんにお話を伺いました。小野さんは日本でもライブ活動を行うなど、日本でも活躍中の彼女のニューヨーク生活は一体どんなものでしょう?
ー 改めて、まず簡単なご自身の紹介と、現在の学歴を教えてください。
出身は大分県大分市で、一人っ子です。熊本の大学を出た後、実家のジャズ喫茶を手伝いながら音楽活動をしていました。現在マンハッタンにあるニュースクール大学Jazz & Contemporary Music科にて勉強中です。
ー 今は、ニューヨークは何年目になりますか?
2004年1月に渡米したので、1年半になります。
ー 日本では何をなさっていましたか?
日本では実家のジャズ喫茶を手伝いながら音楽活動を行っていました。
ー 留学する前までの音楽の経験は何歳からなさっていましたか?
大学のビッグバンドに入部し、ドラムを始めました。父がドラマーであるため、小さい時から遊びでたたいていましたが本格的に始めたのは大学に入ってからです。
ー 留学したきっかけというのはなにかありますか?
友達のギターリストが渡米したのをきっかけに、私もニューヨークで勉強したいと思うようになりました。
ー どうして音楽を選んだのですか?お家の影響ですか?
そうですね。ジャズ好きの父の影響で小学生の時からジャズを聴くようになりました。いろんなライブハウスへ連れてってくれたのも父です。とても感謝してます。
ー 学校はどうやって選びましたか?
ニュースクール大学の仲間達
ニュースクール大学はジャズを勉強する場所としてとても有名な学校なので前々から興味を持っていました。旅行でニューヨークに初めて来た時に友達になったドラマーがニュースクール大学に入ろうとしていたところでしたので、彼からいろいろと話を聞いてますます入学したいと思うようになり、それがきっかけでニュースクール大学入学の準備を始めました。
ー 学校はどのような試験・出願書類が必要でしたか?オーディションはありましたか?
2003年の9月から3ヶ月間ニューヨークに滞在し、その間にオーディションを受けました。願書手続きもすべてニューヨークにて行いました。父から銀行の残高証明書をファックスで送ってもらい、大学の成績証明書も日本から送ってもらいました。あとは自己アピールのエッセイを制作して学校に提出しました。
ー エッセイの書き方のコツはありますか?
エッセイの書き方のコツは、とにかく自分の良い所をアピールすることです。日本人の性格からして、恥ずかしいと思いがちですがそれは間違いです。自分の良い所を自分で理解する事が大事ですし、それをアピールしていかなければ意味がありません。「謙遜」という文字はアメリカには無いのではないでしょうか。
ー TOEFL対策はどのようにしましたか?日本での英語勉強法は?
特に勉強していません。少しだけ語学学校に通ってただけです。
TOFELは受けていません。入学前に一ヶ月間ニュースクール大学の英語科で勉強することによってTOFELは免除されました。
ー 留学するまでにどのくらい前から準備しましたか?
本格的に準備しはじめたのは4ヶ月前です。
ー 出発前に不安に思っていたことは何かありますか?
英語が喋れるかどうか不安でした。
ー 実際は留学当時の語学はいかがでしたか?
留学してすぐは全くと言っていい程、喋れませんでした。
ー ニューヨークを選んだ理由というのはありますか?
やはり、素晴らしいジャズミュージシャンが生活して活躍している街だからです。
ー 学費はどのように捻出しましたか?学費の支払い方は?
父にサポートしてもらってます。
ー ニュースクール大学はどんな雰囲気ですか?ニュースクール大学ならではの特徴ってありますか?
そんなに人数は多くないので、生徒も先生もみんな家族みたいに仲が良いです。とても雰囲気が良いと思います。
ー 人種はどんな人たちが多いですか?
メンバーと共に
アメリカ人65%、イスラエル人15%、韓国人8%、日本人7%、ヨーロッパ人5%くらいでしょうか。
ー 日本人はどのくらいいますか?
15人くらいいます。
ー ジャズドラムをやっている人はどのくらいいますか?女性はめずらいしいですよね?なぜドラムをえらばれました?
ドラマーは学校に現在30人くらいいます。女性は私の他にもう一人です。ドラムは父の影響だと思います。
ー 日本と留学先では何が大きく違うと感じましたか?
他人が何をしていても気にしないところが好きです。日本だと、流行ったら誰もがそれを身につけ、携帯する。こちらにはそういった慣習がないように思われます。自分が好きなものを身につけ、好きなものを食べて、好きなものを聴いているような気がします。楽でいいですね。みんなが肩肘はらずに自分をアピールしながら生きているような気がします。
ー 専門用語はどのように勉強しましたか?
音楽の専門用語は学校で学びました。
ー 学校の授業はどのような感じですか?
音楽の理論やジャズの歴史、アンサンブル、ドラムのテクニック的なものの勉強などいろいろです。
ー 学校の音楽の実技レッスンはどんなことをしますか?
アンサンブルの授業で先生が持って来た譜面を見ながら演奏したり、生徒が持って来たオリジナルの曲を演奏したりしてます。演奏のあとに先生がコメントをしていくといった感じです。
ー 先生はどうやって見つけるのですか?
一応先生のリストがありますが、ニューヨークに住んでいるミュージシャンなら誰でも選べます.学校側からミュージシャンにコンタクトを取ってくれるのでとても安心です。
ー 先生の教え方はどんな感じですか?どのように教えてくれますか?
先生によっていろいろですが、私のプライベートレッスンの先生は私の質問に丁寧に答えてくれます。また、レッスンの後に教えてくれたことをすべてノートに書きうつしてくれるので安心です。
ー 練習はどのようにしていますか?
学校の練習室で練習してます。教則本をみながらの基礎練習が主です。たまに友達のサックスプレイヤーやベースプレイヤーを呼んで、練習室でセッションしてます。おウチでも昼間であれば練習できますので、たまにやってます。
ー 学外でのセッション、コンサートなどは行われますか?
毎日のようにあちらこちらでセッションをやっています。
ー 音楽のレッスンで苦労することはなんですか?
はじめは英語が理解できず大変でした。
ー 1日の大体のスケジュールはどんな感じですか?
朝から夜遅くまで学校に居ます。授業の合間に練習をするといった感じです。
ー 音楽業界へのツテってできますか?
私は日本のミュージシャンの知り合いがたくさんいますのでツテはあるほうだと思います。
ー 学習態度に関しては、日本とどう違いますか?例えばどのような点が?
お菓子をたべながら授業を受けても、寝転がって授業をうけても誰も何もきにしないのが面白いとおもいました。先生もコーヒー飲みながら教えてます。でも決して不真面目というわけではありません。みんな積極的に質問し、先生が間違っていると思ったら積極的に指摘してます。はじめはびっくりしましたが、そうでなければいけないのだろうなと思いました。
ー 授業以外はどのように過ごされていますか?
ライブを聴きに行ったり、映画を見に行ったり美術館に行ったりしてます。最近はお料理にもはまってて、料理本をみながらクッキングしてます。テキサス料理を勉強中。
ー 日本人以外の人たちと交流はありますか?付き合うコツなどはありますか?
アメリカ人や韓国人のお友達はたくさん居ます。とにかく自分の英語の下手なのを忘れて、話す努力をすることだと思います。
ー 宿泊はどのようにしていますか?
2ベッドルームの一部屋を借りてます。
ー 1週間の生活費はどのくらいですか?
$100くらいでしょうか。
ー 1日の平均勉強時間は?
3〜5時間ぐらいですね。
ー 現在の語学レベルは?
普通の会話なら困らず喋ってます。映画などの理解は、いまだに難しいです。
ー 留学先で苦労したことは?
勉強面ではとにかく英語です。生活面では困ったことはありません。
ー 留学して自分が変わったというところはありますか?
特に変わっていないと思います。
ー 実際のところ、治安はどうですか?
場所にも寄りますが、良い方なのではないでしょうか?
ー これから留学する人にアドバイスしておきたいことは?
日本のように学校側の管理がきちんとしていません。書類を送るといって忘れていたり、送った書類をなくされたり等々。信用してばかりいると手遅れになる事が度々起こります。早めの行動を!!!
ー 留学してよかったと思える瞬間は?
素晴らしいミュージシャンに、素晴らしい友達に出会えた事。
ー 今後はどのような進路を考えていますか?
学校卒業後もニューヨークを起点に音楽活動ができたら幸せです。
ー 今後も夢が実現するように頑張って下さい。今日はありがとうございました。
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ケルン放送管弦楽団首席ファゴット奏者水間博明さん
ドイツ連邦共和国
オーストラリア連邦
ウィーン国立音楽大学教授陣のプライベートレッスンコース開講
Vol.020【2008.01.01号 国内公開レッスン】
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