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渡辺ゆかりさん(ジャズフルート/マンハッタン音楽院・ニューヨーク)
音楽留学体験者でなくては分からないような、音楽大学、音楽専門学校、音楽教室のコースプログラム、現地の生活情報などを伺ってみます。将来の自分の参考として活用してください。
渡辺ゆかりさん
5才からピアノを始める。東京外国語大学卒。ニューヨーク市立大学シティカレッジ校を経て現在マンハッタン音楽院ジャズフルート科在籍中。(インタビュー 2006年5月)
— 簡単に渡辺さんの経歴を教えてくださいますか?
渡辺 幼い頃から音楽が好きで、5歳の時に母に頼み込んでクラシックピアノを習い始めたのを覚えています。そして10歳になり、街にフルートの先生がいることを知り、前々から興味のあったフルートを習い始めました。その時からずっとフルーティストになりたいとひそかに思っていましたが、高校は進学校に進んだので、家族、まわりの雰囲気に影響されて、ピアノ、フルートのプライベートレッスンは続けていたものの、本格的に音楽の世界には踏み込めず、とりあえずは趣味にしておこうということになりました。
—なぜジャズをやろうと思ったのですか?
渡辺 大学の時、ジャズ研究会という学内のクラブがありまして、そこに友人に連れられて行ってみたんです。そこで初めてジャズを聴いたのですけど、クラッシック音楽のみを聞いて育ってきたので、始めはかなり抵抗がありました。でも実際、ジャズフルートを聞いてみて、フルートでもアドリブができるこんなにかっこいい音楽が存在することを知り、「あ、こういう音楽がやりたかったんだ!」と気づいたのです。それから、フルートが使われているジャズ、ラテン音楽を聞き始め、独学でジャズ理論もかじり始め、徐々にはまっていきました、、、、、、。その後、ジャズのレッスンも東京で数回受けました。
— 初めてジャズのレッスンを受けられた時はどんな感じでしたか?
渡辺 正直、訳が分からなかったですね。音楽に耳から入る方なので、やっていることは耳で理解できても、それと理論がつながりませんでした。笑)。
— それは具体的にはどういった点ですか?
渡辺 まずコード表示を理解するのに手間取りました。符読みに問題はなかったのですが、ジャズのコード表示は全て記号化されているので、どの音をだしたらいいか、感覚ではわかりますが、なぜそうなるのか分からない。しかも、数学の苦手な私は、ハーモニーが数字で表わされていることだけど驚いてしまい、音楽なのに理屈を通さなければいならないんだ、などと素人的なショックを受けていました。
— 留学するきっかけはなんでしたか?
渡辺 ジャズ研究会でジャズはやっぱりニューヨークがメッカなんだと話をしていました。そして自分の好きなCDがレコーディングされている場所をみてもニューヨーク。そこで漠然と、ニューヨークは、何かわからないけどとにかくすごい街なんだ。こういう音を創る何かがある所なのだと思っていました。それにどうせやるなら、いつかは本場で勉強したいと思ったんです。その時からニューヨークに留学したいと思っていましたね。
— 大学をご卒業してすぐにニューヨークに行かれたのですか?
渡辺 大学時代から留学にいきつくまで、更に回り道しているのですが、、、(笑)
卒業してから一度ラジオ番組の製作会社で短期間でしたが働いたんです。実際ミュージシャンがどのような音楽生活を送っているのか、どういう風に曲を作るのか等の話を身近に聞いているうちに、「あ、やっぱり私は音楽がやりたいんだ!」と気づき、しばらくして会社を辞めてあこがれのニューヨークに行きました。ニューヨークで夜な夜なあらゆる音楽を聴いているうちに、ジャズはまだ理解できていなかったのですが、ラテン音楽の楽しさにぐいぐい引きづり混まれてゆき、結局ニューヨークからプエルトリコ行ってしまいました、、、、、、。
— プエルトリコでもフルートを勉強しに行かれたんですか。
渡辺 半分半分ですね。また漠然と、何か仕事をしながら、ラテン音楽の勉強でもできたらいいなと。でも行ったら、ラテンフルートにはまってしまって(笑)。
— どのくらいプエルトリコには行かれていたのですか?
渡辺 1年ぐらいですね。1年でラテン音楽の熱も冷めてきて、やっぱりアドリブができるようになりたい。本格的にジャズを勉強したいと思い、ニューヨークへ移りました。
— ニューヨークの学校選びはどうやってなさいましたか?
渡辺 マンハッタン音楽院に入る前に、ニューヨーク市立大学シティカレッジ校に行きました。そこには友人が通っていて、比較的入学もしやすいときいていて、当時、アドリブはある程度できるようになっていましたが、理論が苦手だった私は、とりあえず受け入れてくれるところで理論の勉強をしようと思い、1年間勉強しました。そこは日本人も10人ほどいてアットホームな雰囲気でしたが、生徒のレベル、授業の内容に不満を感じていました。そこで、他の学校の情報を集めたところ、マンハッタン音楽院はいいカリキュラムがあって、すごいミュージシャンがいる!と聞いたので、受けるだけ受けてみようと思いました。
— シティカレッジからマンハッタン音楽院に移られたんですね。
渡辺 そうですね。ニューヨークではジャズクラブでセッションが数多くあります。そこで、すごく上手な人達にで会うと、マンハッタン音楽院を卒業していた人が多かったので、それは学校なんだろうなと思い、学校見学に行ったら、授業も雰囲気も素晴らしく、「ここで勉強したい!」と思いました。
— 実際にマンハッタン音楽院に入学されていかがですか?
渡辺ゆかりさん
渡辺 授業、先生、生徒のレベル的にも満足しています。学校はジャズ科とクラシック科とわかれているのですが、ジャズ科でも学士課程ではクラシック音楽の歴史が必須だったりしています。あと、校舎内に練習室があるのですが、そこはクラシック、ジャズ混合なので、自分の練習室のとなりの部屋から、クラシック科の生徒の練習が聞こえてきたりして、演奏のアイデアをいただいたりしています(笑)。ジャズ科は、各学年全体で12,3人程度の少人数ですので納得のいくまで質問できるのがいいと思います。
— かなり内容は濃いですか?
渡辺 そうですね。宿題も毎授業出ますし、先生の目が一人一人に気を配ってくれるので、しっかりやっていかないと駄目ですね。どれだけ授業を取るかによりますけど、私は今年18単位取っていたので、ほとんど毎日学校がありました。クラスをそれほど取らなければ、毎日学校へいくということはないかもしれません。
— いっぱい単位を取ったほうが早く卒業もできますよね?
渡辺 そうなんです。それを狙って頑張っています。
— マンハッタン音楽院の入学には何が必要でしたか?
渡辺 オンライン入学書の記入、演奏のデモテープ、英語でのエッセイが必要でした。それに受かると実際オーディションに行って何曲か演奏というかたちになります。
— オーディションの曲目は前持って知らされるのですか?
渡辺 年々変わるようですが、私の時は自分で選べました。
— オーディションは何分ぐらいですか?
渡辺 15−20分でしょうか。リズムセクションが用意されていて、数曲演奏しました。あと、演奏の後、絶対音感を持っているか、年齢はいくつか、などという質問がありました。
— 日本から申し込むといつまでも書類が届かないとか、そのおかげで試験日を逃してしまうなどあると思うのですがそういった事はありましたか?
渡辺 マンハッタン音楽院は、(学費が高いだけ?)学校の運営もしっかりしていて、そういう経験はありませんでした。でも、シティカレッジではおっしゃるとおり、入学願書をなくされてしまい、試験日を逃し1学期スタートするのが遅れてしまいました。
— 学費はどの程度ですか?
渡辺 高いです(笑)。私は、学生ローンでなんとか支払っています。1年間で22,700ドルですので日本円で約300万近くですね。来年は奨学金をもらえたらいいのですが。
— 奨学金でやっていく方は多いですか?
渡辺 生徒の40%が奨学金を受けているというのですが、私立の学校なので、成績以外にいろいろな要素がからんでくるようですが、成績優秀者に授与するといっています。
— 上位の何人かが奨学金を取れるのですね。
渡辺 一応そうなっているようです。
— 語学についてですが、渡辺さんは大学の時から勉強していたのでそんなに苦労はありませんでしたか?
渡辺 そうですね。それほど苦労はなかったです。でもニューヨーカーはみんな話すのが早いんですよね。なので初めの年は聞き取りが大変でした。シティカレッジで出合った日本人の話では、ニューヨークで語学学校に行ってから、学校を受験する方がほとんどのようです。今、マンハッタン音楽院のジャズ科では日本人は私だけなので、残念ながら当校の英語のレベルはなんともいえないのですが、韓国人の学生は大勢いるのですが、彼らは授業を録音しています。
— 復習のためですか?
渡辺 というか、先生の言っていることがその場では分からないので、後で何度も聞いて理解するんだと言っていました。マンハッタン音楽院はコロンビア大学と提携していて、英語力が足りないと判断されるとコロンビア大学で英語を勉強することになっています。
— コロンビア大学で英語を勉強している間は音楽レッスンはなしになるのですか?
渡辺 いえいえ、週何回か授業を受けに行くだけです。
— 学校の雰囲気はどうですか?
渡辺 マンハッタン音楽院は人数的にはクラシックの生徒が多いので、クラシックの音大という感じがします。
— クラシックの学生が多いという事は、イベント事もクラシック関係が多いですか?
渡辺 いや、そんなことはありません。人数に関係なく、同数イベントがあります。ただ人数的にクラシックの方が、オーケストラの関係もあると思うので多いのだと思います。
— 学校の中でコンサートはしょっちゅうありますか?
ジャズフルート演奏中
渡辺 あります。学期中では週に2−3回あると思います。ジャズの場合は、自分がどこかのグループに属さないといけませんので、そのグループで毎週1回集まって演奏をして、1セミスターに2、3回コンサートがあります。でも大変なグループに入るとけっこう辛いです。
— どう大変なのですか?
渡辺 18、19才の男の子達と一緒にグループを作って演奏する時もあるので、元気、はちゃめちゃすぎて大変な時があります。今までずっと学校の外でプロに混じって演奏をしてきたので余計にそう思うのかもしれません。
— 合わせづらかったりするのですか?
渡辺 そうですね。私だけ、日本人で女性ということもあり、あらゆる価値観の違いがもちろんでてきます。でもそこでつまづいていても仕方がないし、そういう中でやっていくのも、勉強になるし、新鮮です。みんな才能があり上手なので、そういう意味で、いい環境といえるかも知れません。
— グループは自動的に決まるのですか?
渡辺 学期の初めに決まるのですけど、自分でグループは作れるのだと思うんですよね。それを作らないとどこかのグループに自動的に入ってしまうのだと思います。
— 日本人の数は少ないのですか?
渡辺 ジャズ科は少ないですね。少ないというか今は私だけしかいません。クラシックは、20〜30人ぐらいでしょうか。
— 現在の先生はどうやって探されましたか?
渡辺 友人がその先生からレッスンを受けていて、「すごいいいよ」と言われたので学校に入る前から紹介してもらいました。
— 実際にその先生はとても良かったですか?
渡辺 良かったです。今まで何百人もの生徒を教えてきているので、何が必要なのかすぐ分かっちゃうんです。お医者さんみたいな感じです、、、。少し演奏すれば、君はここが悪いからこういう風に直しなさいと言われます。すごい親身になって話を聞いてくれて、音楽的な問題を一緒に話し合ってくれるのでいいですね。
— どういう風に演奏していくかは、学生と先生でディスカッションしていくのですか?
渡辺 どちらかと言うと、見て聞いて学ぶという感じです。やっぱり音楽だと音を聞いて学ぶのが一番だと思います。先生にもよるんですけど、コンセプトを与えて、あとは自分でやりなさい、という先生もいれば、1つ1つの音を直していく先生もいます。でも私の場合、自分で誤りを発見して気づいて直していかないと直りません。私はクラシックからジャズに変更して、今までのクラシック癖がなかなか抜けないので、それが結構大変でしたね。ジャズとクラシックではコンセプトも違うし、アプローチの仕方も全然違いますのでやはり、ある程度時間がかかるのだと思います。
— フルートの場合、お家でも練習できるんですか?
渡辺 夜の9時か10時ぐらいまでなら可能です。偶然ミュージシャンが近所に多くて、みな週末とかでも練習しています。ドラムも平気で叩いたりしますね。
— アパートは、どういう風に見つけましたか?
渡辺 友達に紹介してもらいました。聞いたことも、行ったこともない街だったのですが、友人は安全で、きれいで住みやすい街だというので、行ってみたら、イタリア人の街で、教会とイタリアンレストランだらけの、緑が多い雰囲気のいい街で、、、。アパートも気に入り、即決めました。やっぱり、アパート探しは、偏見をすてて実際にいろいろ見て回るべきだと思います。
— 引越しはなさってないですか?
渡辺 たくさんしましたよ。ニューヨークに来てから4、5回はしています。やっぱり住みやすいところ見つけるのは大変です。住み出すと引っ越しの時には分からなかった問題が出てきたり、近所がうるさかったり、、、。今のところも問題はあるんですけど、引っ越しにも時間がかかるので、しばらくはここにいます。
— 学校でお勉強をなさって、将来的な事につながるコネやツテはできますか?
渡辺 できると思います。特にリズムセクション、ピアノ、ベース、ギター、あとドラムの人達は仕事をもらう機会が多いです。それに先生達の演奏会にかりだされることもよくあります。そこからいろいろな世界が広がっていくと思います。
— フルートはどうですか?
渡辺ゆかりさん
渡辺 残念ながら学校ではあまりニーズはないですね。サックスとフルートのダブルで演奏するなら別ですが。例えば、サックスが吹ければビッグバンドでも演奏できますが、私の場合フルートのみなので、室内音楽ジャズバンドみたいなグループで演奏したぐらいです。将来は、自分でバンドを作ってやるしかないと思います。
— 演奏する場所はどういった所ですか?
渡辺 ジャズクラブ、プライベートパーティー、レストラン等で演奏しています。その演奏会の趣旨にもよりですね。昨日は教会での音楽フェスティバルみたいな催しで、教会で演奏してきました。
— 学校でジャズをお勉強していて、日本だと分からなかった事や日本とは違うところはありますか?
渡辺 ジャズ理論を勉強する際、日本では教科書、マニュアルに従って理解、演奏してゆくという感じだったので、実際それをどうやって使っていいのか、どういう風に演奏に生かしたらいいのかよく分かりませんでした。でもニューヨークに来て上手な人達の演奏を聴いたら、彼らはそれをうまく使って即興しているじゃないですか。それで、こういう風に使っていいんだ、こういう風な考え方もあるんだ、と演奏を聴いて、逆にその理論がよく分かりましたね。
— 情報として分かっていた事が実践できるようになったということですか?
渡辺 いい先生達も多いので、理論自体もすごく分かりやすく教えてくれていると思うんです。この学校はジャズ科でもクラシックの理論から始めるんですね。ジャズの理論はほとんどジャズの中にあるのですが、クラシックの理論の延長線上にジャズの理論があるように教えてくれるので、大きい見方で音楽を見れるようになったと思います。
— 全体の中でのジャズみたいなところですね。
渡辺 クラシックからの要素、影響なども見えてきたりします。日本では私にとってクラシックとジャズの間にはっきりとした境界線がありました。もちろん、全く異なるジャンルの音楽なのですが、ジャズを理解する上でその境界線が徐々に薄れてきたのはいいことだと思います。ジャズの発展、根底にある要素みたいなものが世界歴史上で徐々に見えてくると、ジャズの中でも、これから自分の進みたい方向みたいなものも見えてきました。
— 本場でやるというのは、極論に言ってしまえばいいって事ですよね(笑)。
渡辺 そうですね、もし可能ならば、、、。
— 学校生活をしていく上で日本人以外の人達とうまく付き合うコツはありますか?
渡辺 異なるバックグラウンドの人達が多いのでいろいろ事にあまりこだわらず、「まぁこんなもんか」みたいに気楽にやってくことですかねえ。
— 大らかにということですか?
渡辺 そうですね。難しいですけど。あと、日本人は苦手な人が多いと思いますが、いろいろな人達がいるところなので、自己主張をして、ある程度自分の存在をアピールしていくことも大切です。
— 今学校はどういった人種が多いのですか?
渡辺 ほとんどが白色アメリカ人ですね。黒人とラテン人は数人います。あとヨーロッパからは結構きています。あと韓国人が数人。
— 中国人はいかがですか?
渡辺 ジャズ科にはいませんね。クラシックには結構います。
— 生活費は、大体ひと月どのくらいかかりますか?
渡辺 そんなに贅沢しなければ、家賃を含めて15万位あれば充分だと思います。家賃、交通費食事代、本やCDなどで、学生生活みたいな生活ならばですけど。
— 家賃はどのくらいですか?
渡辺 今ブルックリンでアパートをシェアーしていて600ドルです。マンハッタンよりは安いと思います。
— マンハッタンだとどの程度ですか?
渡辺 場所にもよりますが、結構高いですよね。マンハッタンの先端に行ってしまえば安いアパートはあるらしいですけど、治安がそんなに良くないと聞きました。いいところに住もうとすると値段は上がりますよね。
— 治安はいかがですか?
渡辺 全体的によくなってきています。でもやっぱり女の人が一人で出歩くのは不快という場所はあります。雰囲気が悪くて安全じゃないと思えるようなところはあります。
— それは日中であろうと夜であろうとですか?
渡辺 夜ですよね、やっぱり。お昼だったら大丈夫だと思います。
— 留学して良かったと思える時はありますか?
渡辺 単準なのですが、誰かから「うまくなったね」とか言われたり、自分でいい演奏が出来たと思ったときでしょうか。
— これから留学する人にアドバイスをいただけますか?
マンハッタン音楽院ジャズフルート科
渡辺 アドバイスというか、私が最近思うことなのですが、留学される際は、留学の目的をはっきりさせつつも、完璧主義にならないことが大切なのでは、と思います。みなさん留学したいと思った時点で、すでに自分の夢があり、何か特別なことを学びたいと思っていらっしゃると思います。当然外国で学ぶことに対する期待も大きいと思います。そこで実際、外国に来て新しい環境に入り、いろいろな事が起り、いいことも沢山起こると思うのですが、自分の思い通りにいかなかったり、目標が達成できていない、と思うこともでてくると思います。そこで、自分を責めたり、あきらめたりしないで、それは今まで自分が見えていなかったことが見えてきただけで、これは自分を成長さるチャンスだと思った方がいいのでは、と思うようになりました。私が、こんなことを言える立場にはいないのですが、特にジャズにおいては、自分の個性、人間性が演奏ににじみでてきて初めて、演奏(パフォーマンス)になると思います。自己の変化、成長を素直に受け入れていくことは演奏を成長させるうえでも大切なことだと思います。そう考えられたら、実際、生活をして行く上でやらなければならないことが山ほどあって(英語学習、留学資金作りのバイト等)、自分の目指すところになかなか行き着かないことが多々あるとしても、そういった活動も実は、自分のそして音楽の成長になんらかの形で役立っているのだと思います。そう考えられると、自分ではなかなか前進できないと思っている時でも、実はそんなことはないんだと思えて、留学からのプレッシャーやあせりにつぶされず、頑張れるのではないのでしょうか。私の体験談が皆さんの参考になったか分かりませんが、皆さんの留学がいろいろな意味で成功することを願っています。
— ありがとうございました。今後も色々頑張って活躍なさって下さい。
渡辺さんの近況はご本人のホームページ
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