デイヴィッド・スタロビン/マンハッタン音楽院教授・カーティス音楽院主任教授/ギターレッスン
現代曲で知られた、マンハッタン音楽院、カーティス音楽院教授。
現代音楽のエキスパートとして世界的に知られ、CDがグラミー賞にノミネートされる、マンハッタン音楽院およびカーティス音楽院の教授だ。
アメリカの名門校ピーボディ音楽院で、優れた教育家として知られたアーロン・シェアラーについてギターを学んだデイヴィッド・スタロビンは、学生時代から、比類ないギタリストとして頭角を現していた。苦難の天才ピアニストと言われるレオン・フライシャーや、クラシックピアノの巨匠ルドルフ・ゼルキンにいち早く才能を認められ、共に演奏活動をしたり、音楽祭に招かれて共演したりしていたというのだから凄い。そして今の彼は、世界で押しも押されもしない現代音楽のエキスパートだ。あの有名作曲家ジョージ・クラムをはじめ、ピューリッツアー賞を受賞しているエリオット・カーター、ロジャー・レイノルズといった現代一流の作曲家たちが、合計300以上もの新曲を彼に献呈していることからも、音楽界での彼の地位の高さがうかがえるだろう。また、彼は「ブリッジ・レコード」レーベルのオーナーでもあり、プロデューサーとしてグラミー賞に何度もノミネートされ、2001年には受賞している。彼のソロCDは1998年のグラミー賞にノミネートされ、同時にアメリカAFIMインディーズ賞を受賞した。現在、ニューヨーク・マンハッタン音楽院の教授として指導にも力を注ぐ彼は、現代音楽に限らない一般的なギター教育プログラムについての第一人者でもあり、指導経験も豊富だ。2011年からカーティス音楽院の教授を兼ねることになった。
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