スピローズ・コントス/アイオニア大学・エレニコン音楽院元教授/オーボエレッスン
モーリス・ブルグに学んだ、アテネ放送響のソリストがレッスン。
ヨーロッパ各地で演奏し、エレニコン音楽院とアイオニア大学で教え、ギリシャの音楽家を世界に紹介しているコントス教授が、シンプルで質の高い指導。
ハインツ・ホリガーの後継者とも言われている世界トップクラスのオーボエ奏者、トーマス・インデアミューレと、ホリガーに並ぶ巨匠モーリス・ブルグに学んだスピローズ・コントスは、出身国ギリシャのアテネ放送交響楽団で、ソロ・オーボエ奏者を務めて10年近くになるベテランだ。もちろん、同楽団におさまっているだけでなく、ハイデルベルク交響楽団やローザンヌ・シンフォニエッタなどをはじめとした、ヨーロッパの著名な楽団の数々とも共演している。また、ギリシャに対する興味の深さも、彼の大きな特徴といえるだろう。ギリシャ・コンテンポラリー・アンサンブルの一員として、ギリシャの著名現代作曲家たちから贈られた作品を数多く初演し、2003年には世界に知られるディミトリス・ドラガタキスによるオーボエと弦楽器のための協奏曲を世界初録音した。研究者としても活躍しており、近々、ギリシャのオーボエ曲とオーボエ奏者に関する著作を刊行する予定になっている。エレニコン音楽院とイオニア大学音楽学部で指導にあたっているコントスは、呼吸法から指運法、楽曲演奏、リードづくりまで、オーソドックスに、ていねいに教えてくれる。特に、効果的な練習法の習得、には時間をかける。レッスンは英語、ドイツ語、フランス語だ。
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