持ち物の準備

持ち物の準備
海外旅行の場合、国内旅行と比べると持って行く物はかなり多くなると思っていい。
しかもそれらを、スーツケースや鞄にきっちりと収納しなければならないので、必要十分なものをよく選んで持って行きたい。参考までに、持って行くのを忘れやすい必需品と、持って行くと便利な物を下に挙げてみた。

忘れやすい必需品
雨具: 外国でだって、いつ雨に降られるか分からない。傘や雨ガッパを、いつでも取り出せるところに入れておこう。
洗面用具:ホテルに常備されていない場合もある。タオルも2、3枚持っていくとよい。
医薬品:体調を崩した時には、普段飲み慣れている薬がいちばん。
変圧器:海外の電気のコンセントは日本と電圧が違うので、日本の電気製品を使う時には変圧器が必要。ドライヤーはたいていのホテルにあるが、自分のものを持って行く場合は変圧器も忘れずに。
パスポートのコピー、戸籍謄本、パスポート用写真など:現地でパスポートを紛失した際、これがないと日本に戻れなくなる。
クレジットカードやトラベラーズチェックの番号の控え:紛失したり盗難された際に必要。

持って行くと便利な物
洗濯用品:下着やハンカチなどをホテルで洗濯すると、その分荷物を少なくできる。少量の洗剤と物干ロープ、洗濯バサミなどがあると便利。
缶切り・栓抜き:現地で缶詰や飲み物を買った時に、意外となくて困るのがコレ。
アイマスク・耳栓:飛行機の中でぐっすり眠りたい方に。
海外携帯電話:普段使っている携帯電話は国内でしか使えない。海外で携帯を使うには、専用の携帯機をレンタルするか、今使っている携帯の会社に問い合わせて、海外でも使えるように設定を切り替えてもらうとよい。ただし料金は国内通話より相当割高になる。
日本の味:インスタントの味噌汁や日本茶、梅干しなどがかさばらなくてよい。

* 注意事項
服装:朝晩と昼の気温差が大きい所では、羽織るものがあると良いでしょう。また、コンクール本番でのドレスコードを確認しておきましょう。スリに目をつけられる可能性がありますので、普段のおしゃれは必要ありません。
スリ対策:海外では日本より犯罪率が高く、日本人を狙うスリがいます。現金は最小限にとどめ、外ポケットやポシェットに入れないように。財布にはチェーンをして、貴重品は極力持ち歩かないでください。
周囲への気の配り方:カバンやスーツケースにはいつも注意し、気を抜かないことです。必要以上に単独で出歩いたり観光したりしない方が良いでしょう。よく言われる、現地人化する、というのは地味で目立たないということです。
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