K.Mさん/パリ国立高等音楽院

K.Mさん/パリ国立高等音楽院 プロフィール-まず簡単な自己紹介ということで、現在までの略歴を教えてください。留学する前までの音楽の経験は? 何歳からなさっていましたか?
K.Mさん:クラシック音楽好きの母に薦められ五歳の時にヴァイオリンを始めました。小学生くらいの時に桐朋学園の子供の為の音楽教室に入室し、高校大学と桐朋学園に進学し音楽を学びました。
-留学したきっかけを教えてください。
K.Mさん:高校生くらいの時からアスペン音楽祭やヨーロッパの夏期講習等に参加し始め日本以外の国で音楽を学びたいという気持ちが大きくなっていきました。そして大学二年生の時にフランスの夏期講習で出会った先生に感銘を受けて留学を決意しました。
-どうやって現在の学校を選びましたか?現在の学校に決まるまでのいきさつを教えてください。また決め手になった点はなんでしょうか?
K.Mさん:自分の習いたかった先生がいた学校を選びました。また国立校でしたので授業費がないのも大きかったです。あとは受験の倍率が厳しい事を知っていたので潔く腹をくくる事ができました。
-どのような試験・出願書類が必要でしたか?何か書き方のコツはあるのでしょうか?また、試験の思い出、苦労話などありましたら、教えてください。
K.Mさん:試験は20分のフリープログラムと試験日3週間前に出される課題曲が一曲でした。あと、試験後に試験管数人と面接がありました。出願書類は申込み用紙の他に個人情報や今までの学歴や語学証明書を送ったと思います。試験当日は朝早くに呼び出されて弾くまでに数時間待ち、弾いた後にも面接まで待たされ終わったのが夕方でした。途中で抜けられなくてとてもお腹がすいて辛かったです。
-手続きで苦労した点はなにかありますか?
K.Mさん:試験の手続きはさほど苦労しなかったのですが、受かった後のビザや現地での諸々の契約などがとても大変でした。
-留学準備はどのくらい前から始めましたか?
K.Mさん:受験の半年くらい前だったと思いますが書類を送って試験曲の練習をしていただけだったので事前準備はあまり必要ありませんでした。
-学費はどう捻出しましたか?
K.Mさん:両親がだしてくれた他、外部組織から奨学金を頂く事ができたのでそちらでまかないました。あとフランスでは住居手当を申請できるのでそちらも利用しました。
-語学は日本でどのくらい勉強しましたか?現地でも語学学校に行った方がいいでしょうか?
K.Mさん:大学の授業で二年間勉強しただけで行ったので最初は全く通用しませんでした。語学学校に行く余裕があれば行った方がいいかなと思います。出来て困る事は絶対にないです。
-学校はどんな雰囲気ですか?その学校ならではの特徴は何かありますか?
K.Mさん:競争の激しい学校でしたが日本人も多く在籍しているので、お互い助け合いつつ楽しい雰囲気でした。学校の特長としては個々の活動が充実している他、現代音楽が特に進んでいます。学校の隣がパリ管弦楽団の本拠地なのでコンサートにもすぐ行けます。
-日本人はどのくらいいますか?
K.Mさん:年によりますが学年に10人前後だと思います。
-日本と留学先で大きく違う点を教えてください。
K.Mさん:一番違って嫌だったのは日曜日になるとほとんどのお店が営業しない事。営業時間の30分前になるとスーパー等でも入店拒否されることです。一番良いなと思うのは多様性や個人の意見を重視したり、主張できることです。
-学校の授業はどのように進められますか?日本でしっかりやっておいたほうがいい勉強などありましたら、教えてください。
K.Mさん:日本のように黒板に書いたりという授業は少なく、ほぼ口頭で進められるので語学を固めて行った方がいいです。
-先生はどうやって探しましたか?
K.Mさん:特に探そうという事もなく、たまたま行った講習会で出会った先生に惚れ込んでしまいました。
-日ごろ練習はどのようにしていますか?
K.Mさん:まず音階などの基礎をしっかりやってからバッハをはじめとするソロの曲を練習します。後は緊急性に応じて室内楽のものを進めています。
-学外でのセッション、コンサートなどは行われますか?
K.Mさん:ヨーロッパでは教会でのコンサートも数多いので演奏のチャンスは格段に多いです。
-1日の大体のスケジュールを教えてください
K.Mさん:だいたい授業前に基礎練習を行い、その日ごとのレッスンや授業や合わせをして、残り時間や合間にも練習しています。夜に時間があればコンサートを聴きに行ったり、友達と出掛けたりする日もあります。
-現地の音楽業界へのツテはできますか?
K.Mさん:自分から行動しないと中々難しい所です。あとはもうご縁ですね。
-周囲の人の学習態度に関しては、日本とどう違いますか?例えばどのような点が違うと思いますか?(例:アメリカなどだと、生徒と先生が対等で意見を交換し合うので、積極氏が重視されるなどがあります)
K.Mさん:フランスでもアメリカの様に自分の意見を言うし求められる事が多いです。自分から主張する事がとても大切です。何も言わないと空気のようになってしまいます。
-授業以外はどのように過ごされていますか?
K.Mさん:学校では基本的に練習していますが休みの日は他の学校の友達と出掛けたり演奏会に行く事が多いです。
-日本人以外の人たちと付き合うコツはありますか?
K.Mさん:あまり尻込みせず話しかける事が大事だと思います。あとは多少のルーズさには目をつぶることですかね。
-宿泊先はどのようにみつけましたか?
K.Mさん:フランスの日本語新聞社のOVNIのホームページの物件情報で探して写真を見て決めました。
-生活費はだいたい1か月いくらぐらいかかりますか?
K.Mさん:だいたい900?くらいです
-留学してよかったと思える瞬間は?
K.Mさん:演奏させてもらえる機会が多い事や聴きにきてくれる人が多くて、演奏後にも知らない方から良かったよと声をかけてもらえる瞬間にとても充足感を感じます。
-留学して自分が変わった、成長したというところはありますか?例えばどんなことですか?
K.Mさん:留学前は自分では何もできなかったし自主的に行動を起こすのが苦手だったのですが、留学してからは全て自分でやる事になり、自己主張できるようになりました。
-今後はどのような進路を考えていますか?
K.Mさん:今までの経験をいかして演奏家として活動していきたいと思っています
-これから留学する人が、心しておかなければいけない点、アドバイスしておきたいことがありましたら、お願いします。
K.Mさん:準備はいくらしていっても足りないものですがあまり心配せず飛び込んだ方がいいと思います。限られた時間を有効に使えるように意欲的に行動する事が大切だと思います
-ご協力ありがとうございました。

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